パスパ文字
元朝のフビライ・ハーンが、自らの宗教上の導師でもあったチベット人僧侶パスパ(パクパ)に制作を命じ、作らせた文字です。チベット文字の印刷字形をもとに作られました。縦書きで、行は左から右に進んで書かれます。フビライによって国字とされ、元朝時代の約100年ほどの間使用されました。