展示品
[作品23]
「ワッハーブ派とアーザミーのアラブ」
展示品
 十八世紀半ばに興ったワッハーブ派のイスラーム純化運動は、一時はアラビア半島全土を席巻したものの、一八一一年に始まるエジプト軍の遠征によって大打撃を受け、この時期は捲土重来を期していた。彼らがサウジアラビア王国を建国するまでには、まだ八〇年以上の月日を待たねばならない。なお、アーザミーはアラブ遊牧民のひとつと思われるが未詳である。

 
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