AA研要覧 2003
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40 本研究所では,アジア・アフリカ地域の言語の修得のために,本研究所所員を中心にその言語を母語とする人,および日本人研究者を講師として,毎年夏,言語研修を開講しています(原則150時間)。これまで言語研修を実施した言語は,次の通りです(2003年度実施決定を含む)。 研修言語名(修了者数) 年度 東京会場 関西会場 1974 1975 1976 1977 1978 1979 1980 1981 1982 1983 1984 1985 1986 1987 1988 1989 1990 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000 2001 2002 2003 朝鮮語(10), チベット語(12) カンボジア語(8), ベンガル語(12) ペルシア語(10), スワヒリ語(9) 広東語(14), マラーティー語(6) タイ語(12), トルコ語(12) ハウサ語(8), ビルマ語(14) ネパール語(14), モンゴル語(14) ヒンディー語(8), パシュトー語(10) アラビア語エジプト方言(12), ハンガリー語(17) チベット語(12), フィンランド語(21) ピリピノ語(タガログ語)(12), ヨルバ語(3) 朝鮮語(14), カンボジア語(10) 西南官話(5), タミル語(12) 中原官話(10), タイ語(19) ペルシャ語(10), トルコ語(16) ベンガル語(20), ベトナム語(9) 朝鮮語(11), インドネシア語(11) エストニア語(12), ビルマ語(15) ネパール語(12), アラビア語エジプト方言(15) 朝鮮語(17), グルジア語(17) ウォロフ語(9), ヒンディー語(11) アムハラ語(5), チベット語(25) タイ語(14), 現代ヘブライ語(12) テルグ語(10), モンゴル語(11) アイヌ語(2), ハヤ語(11) フィジー語(4), ペルシア語(10) シャン語(3), アフリカーンス語(6) パシュトー語(7), 福州語(10) ネワール語(8), バリ語(7) マダガスカル語(東京), スンダ語(名古屋) ビルマ語(5) モンゴル語(18) ペルシア語(13) タイ語(7) ベトナム語(5) 中国語中級(26) フルフルデ語(12) パンジャーブ語(8) トルコ語(15) スワヒリ語(8) ベンガル語(8) シンハラ語(8) インドネシア語(6) アラビア語エジプト方言(15) ペルシア語(14) 中国語(13) フィリピノ語(12) モンゴル語(17) トルコ語(22) 上海語(12) ヨルバ語(7) ハンガリー語(7) カンナダ語(5) ウルドゥー語(5) ペルシア語(4) ムンダ語(3) タイ語(7) ベトナム語 言語研修の実施にあたっては,語学教育に造詣の深い所外の専門委員と担当講師および所員がプロジェクトチームを組み,教授法,実施方法や評価についての議論を行い,効果的な研修を目指しています。(専門委員一覧P.14参照) 研修は以下の能力の習得を目標としています。 (1) 話し言葉,書き言葉の能力 (2) 言語の科学的研究と実際的応用 (3) 野外調査を行うための手段としての言語能力 研修生は,大学などの研究機関を通じて全国から公募します。研修を修了した人には審査のうえ,修了書が授与されます。尚,本研究所は,名古屋学院大学及び清泉女子大学と単位互換協定を結んでおり,研修を修了すると,それぞれの大学の卒業単位として認定されます。 言語研修

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