30 共同利用研究所としてのアジア・アフリカ言語文化研究所は,文部科学省「中核的研究機関支援プログラム」(平成7年度から13年度まで)により「卓越した研究拠点」(COE: Center of Excellence)に指定されて以降,学術研究の情報化,国際化にこれまで以上重点をおいた事業を展開しています。 国際化の面では,「国際シンポジウム経費」によって,国内外の先端的な研究を行っている研究者を招聘し,国際シンポジウムを開催しています。本研究所が日本における人文社会科学の分野で先導的な研究を推進していく上で,国際的な学術交流は,今後ますます重要な活動となっていくことは間違いありません。 これまでに開催されたシンポジウム,及び平成15年度に予定されているシンポジウムは以下のとおりです。 シンポジウム名 開催期間 参加者 東南アジアにおける人の移動と文化の創造 1996.12/ 3~ 5 国内 45名 国外 12名 音調の通言語的研究-声調の発生,類型および関連研究- 1998.12/10~12 国内 45名 国外 16名 南アジアにおける言語接触と収束的発達 1999.12/ 6~ 9 国内 43名 国外 17名 音調の通言語的研究-音調の発生,日本語アクセント論および関連研究- 2000.12/12~14 国内 73名 国外 24名 非主格の「主語」をめぐって 2001.12/18~21 国内 95名 国外 29名 音調の通言語的研究-歴史的発展,音声学的基盤および記述研究- 2002.12/17~19 国内 92名 国外 25名 (予定)境域社会のダイナミクス-東南アジアにおける国境地域の比較- 2003.12/10~12 国内 81名 国外 10名 (予定)インド系文字-過去そして未来- 2003.12/17~19 国内100名 国外 40名 国際シンポジウム
元のページ ../index.html#32