来場者の声
戦争で荒れた国というイメージでしたが、このようなきれいな文化があることが分かり、興味深く思いました。
19世紀英国人が異教の国へ抱いた目を感じた。戦いの中でも抱く事が出来た個人の気持ちだったのだろう。あるいはその様な時間を持つことのできる戦いだったのだろうか。現在も続くこの地での戦いはどうなのだろうか…。日本も関る、関らざるを得ない!?しかしどのように関るべきか、と考える。
大変珍しい石版画の複製をみせていただき、とてもすばらしかった。アフガニスタンという国は謎の多い未知の国でしたが、この絵画を見て少しは理解できたように思います。はじめて見たのでアフガニスタンの風俗や習慣にびっくりしました。これからはもっとアフガニスタンなどかわってくるでしょうね。
わずか160年前のアフガニスタンが、こんなに美しい所だったとは!その国の文化に敬意を払い、尊重する事がとても大切な事(特に現在こそ)であると、再度思い知りました。これからも、世界の平和のために、研究を続けられますように。自身、かつてアフガニスタンに接していたのでなつかしく、又新鮮に見させてもらいました。
アフガンを含むイスラム圏の国々については、何やらよくわからないけれどこわい国といったイメージ位しかなく、今回思わぬきっかけで勉強させていただきました。アメリカ側の価値観による情報からのイメージしか持っていなかったことを思い知らされました。造っては破壊し、の繰り返しの歴史だったのでしょうが、部族たちの伝統文化がちゃんと生きて残っていて、絵の中にかいまみえたことが収穫でした。
女性の衣装や化粧の仕方が興味深い。町によって特色があるようだ。遊牧民の女性達の特徴ある髪飾りは珍しく、非常におもしろい。背景となっている素朴で力強い城塞や、内部の細かい紋様も美しい。白い建物が多いのは、大理石なのか、白くぬってあるのかわからない。
複製ということでしたが、細部まで美しく表現されており、見入ってしまいました。アフガニスタンに関する知識は少ないのですが、繊細な建築物の装飾や色鮮やかな衣装は魅力的でした。現代アフガニスタンに対しても関心を持つことが出来ました。また、Google Earthでの航空写真は版画中のアフガニスタンとかなり違って見え、驚きました。現在のアフガニスタンを見てみるというのは、おもしろい展示だったと思います。
何度拝見しても想像力を刺激される素晴らしい展示だと思います。風俗・習慣を知るための貴重な資料であると同時に、美術品としても価値のある作品に触れることができ、光栄です。
作品の中にひきこまれました。美しいアフガンの世界が広がると共に、その背景の悲しい戦争を想像しました。現実を描いたものなのに、幻想的な世界に引き込まれた気分です。戦争中にも関わらず、このような素晴らしい作品を残した作者と、それを知る機会を与えてくれたAA研の方々に感謝です。
イギリス軍の侵攻から現在に至るアフガニスタンの戦争の歴史がはじまっているのだと思った。しかし、宗教間による争いはあまりみられず、人々も今とは違う感じだったのではないだろうかと思う。
様々な職業や身分の人のスケッチをしているのに驚きました。同じ女性でも階級や、家の中、外で大分服装が違うんですね。アフガン騎兵のことを「命で遊ぶもの」という名前で呼んでいたことに衝撃を受けました。歩兵がイギリス人幹部を殺害して脱走したなど、戦争のひどさ、占領についても伺えました。
西洋人の東洋趣味の目線とはいえ、石版画の中にはたくさんの情報がつまっていると思う。例えば、未婚の女性は髪を顔の前にもってきて、装飾品をつけるという風習など。そうした情報が、今度はアフガニスタンの人々の間でどのような意味を持っていたか、がわかると、とても面白いと思う。
アフガンの入り口、ドバイで2年間働いていたので興味があった。在アフガン大使館から伝え聞くエピソードとはまるで異なり、絵画のアフガンは美しかった。現在の状況を考えると複雑だ。
まずチラシに使われていた作品があまりにも彩り豊かで、これ一つで観に行くことを決めました。これほどの豊かな伝統文化がアフガンにあったのか!と衝撃でした。やはり一人一人を描いたものは、それぞれの部族、階級の衣服などが詳細にわかり、非常に興味深かったです。
何故美しくも悲しい絵なのだろうと思っていました。絵だけではピンときませんでしたが、図録の文を読んでみてつくづく思い知らされました。リトグラフの描法についても(元のスケッチがどの様なものだったか知りたかったです)とても美しく印刷されていて、せめて原本を写真だけでも見てみたかったです。
異文化に接することが出来、最高の喜び
活々とした図像に触れられて有益でした。
映画「アフガン零年」「カーレーズ」、又はニュース等でのアフガンしか知りませんでした。同じアジアの民族として関心がありました。
当時の人びとの暮らしぶりが垣間みえた気がしました。同時に、現在もなお平和とはいえない状態がつづいている中東地域、そしてアフガンにテレビなどのニュース以外に関心を持つきっかけになったと思います。
綿密描写により当時の部隊、道具等迫力があった。
いつもAA研の展示は良いです。今後も期待しています。
美しいなと思いました。今アフガンと聞くと何やら争いの絶えないイメージですが。人や風景や、いろいろ展示を見て、美しいなと思いました。
中東に無知だったが、少し興味がわいた。
アフガニスタンの女性の絵が、独特の神秘的な雰囲気を持っていてよかったです。
アフガン、あと一歩、ハイバル峠、なつかしい。
戦いはいやだが…。一度、この世界に行ってみたいと思わせる魅力を持った作品が多々あった。アフガンが、その地理的な位置から、ひどい被害者だということがよくわかった。
コンパクトながら中味は濃い。歴史はくり返すのか?
アフガンの風俗がこれほど驚きのあるものだとは思いませんでした。過去のあり様などめったに見れるものではなく、珍しかったです。
数年前より世界的注目の的となっているアフガニスタン問題の根幹に関わる部分に触れられた気がしました。
アフガニスタンに興味があり、行ってみたいと思います。現在、戦争をしていますが、私は平和を進めたいと考えています。
160年の間に美しいものが多く消滅したのではないかと思い残念です。
絵にだけでなく、インターネットのホームページを紹介するなどの工夫が見られてよかったと思いました。
興味深い国であると思ったが、いかんせん予備知識がなさすぎた。もう少し勉強してから又見に来たい。
アフガニスタンの歴史と絵が重なり合っていて、深い絵だなと思いました。
当時の生活・服装・習慣などが分かりやすく展示されていて良い。
本展示会を見せていただいてアフガンの歴史に少し触れることができ、興味を刺激されました。
絵をデジタル修復してあるのは良い試みと思います。都内の便利な所でもやれば大勢の人が見られると思います。
アジアと中東の境の国の豊かな文化と悲しい歴史を思った。
女性の絵は写真なのか想像なのか定かではないが当時はエキゾチックであれば何でも良かったのかもしれない。大探検時代の遺物だけれど、好奇心と記録を収集する意欲は英国人の民俗特性だったとすれば、大いに評価できる。
奈良大学の通信教育で「シルクロード学」という科目を習得し、そのレポートのテーマが"グレートゲーム"についてであった。グレートゲームの発端は、当時のアフガニスタンを舞台にしていることを知った。大いにグレートゲームについての知識を得た。この石版画をイギリスの軍人が作ったとは信じられない。
グーグルアースがあってよかった
とてもよかったです。心が癒されました。
イランの会社に以前つとめていたので、アフガニスタンと国境を接しているので興味深くみさせて頂きました。
描かれている人と描き手との間に交わされたであろう会話がきこえてきそうな感じがしました。特に歩兵の肖像などに、勇敢で文化的な豊かさをもつ彼らを賞賛の目で見ている気配を感じました。
西洋から見たアフガニスタンというオリエンタリズム的視点を初めて見て、興味深く思いました。
デジタル化、修復についても知りたかった。書影の写真が何葉かあればよかったと思う。
色彩の美しさにみとれてしまいました。ガイドツアーで見学したかったです。
アフガニスタンの景色がとてもくらくておどろいた。その反面、服や家の装飾は本当に美しかった。「命の遊び人」という名称がおもしろかった。
地勢的に大国に利用されやすい位置にあることが、今も不安定な状勢のなかに置かれている理由と言えるであろうか。平和の訪れることを願うものである。
このような活動を通じ、世界の交流がひろがることを夢みます。私も学生時代、韓国と日本の交流をスタートさせました。今はそのような活動ができるよう応援しています。
一般市民の様子などが興味深かった。また、市や要塞に描かれている空の色が印象に残り、彼らも今の私たちと同じように空を見ていたのだろうかと思った。
普通には情報の少ない地域のことなので、全体的な理解は難しいが、とても興味をひかれた。
とても興味深い展示でした。学校の世界史では、軽くとばされてしまう時代・地域なので、多くの民族が息づき、すばらしい文化があったのだと改めて感じることができました。
貴重な資料の公開は本当にありがたく、感謝します。AA研の今後、大いに期待しています。
アフガニスタンが現在よりもはるかに豊かな文化を持っていたことを知り、驚きました。
夏服と冬服が見られて、おもしろかった。
絵だけではなく、物も展示してほしいです。絵画の中に出てくる水タバコ、アクセサリー等など。
全く知らない世界でしたので、その歴史とともにおどろきました。描かれているモスクや町並が戦闘のなかで今どのようになっているのか気になります。
当時の文化、住民の様子が非常に鮮明に描かれ、再現されていると思います。また、戦争が続く痛ましい様子も絵画と解説によって伝わりました。
アフガニスタンの歴史を感じることができました。展示作品の右下に解説がありましたので、どのような場面の絵画なのか分りやすくとても良かったです。
画中に出ているモスクや廟など、現代では残っているのか、壊されてしまったのかとても気になった。現在の写真も一緒にあるとよかった。"
↑up
非常に繊細なタッチで描かれた美しい作品ばかりで感動しました。当時の人々に思いをはせてしまいました。
当時の衣服の色の鮮やかさに感嘆しました。
「渓谷での戦い」の解説(白骨…)が?描かれている建物の意味・用途など解説が非常に参考になりおもしろかった。
すべてが非常に美しい図版で、ウェッブサイト上でも、拡大してコメントを読むことができたのは、嬉しかったです。このウェッブサイトがずっと残っていて欲しいと希望します。私は中央ユーラシア草原の遊牧民の研究を専門としていますので。
出来れば、土日も社会人向けに開館して下さい。
順路が分りにくかったように思います。また、この展示が専門家を対象としたものだからなのかも知れませんが、固有名詞等、分りにくい部分がありました。(その分、好奇心がそそられ、新たな関心が増えましたが…)
本大学の市民講座でこの展示を知りました。各市の図書館、美術館等に宣伝がなされているでしょうか。版画趣味の人が関心を持つということもあると思います。
ぜひ、さらに古い西アジアの歴史を絵をまじえて見せていただければ。文化交流の歴史など。
戦時のことなのに、戦争の悲惨さが全く見られないことが気になった。作品展示については、年表があるとわかりやすかったと思う。
英軍の敗因の説明があるとよかった。
デジタル複製とのことですが、色彩や風合いが素晴らしいのに驚きました。
アフガンの普段の歴史からは分らない1人1人の顔が浮かんでくる展示会でした。
オリジナルの本が展示してあればと思いました。所蔵されている原本は閲覧可能でしょうか。
中東の雰囲気が大好きなので感動しました。
アフガンの当時の情景をいくつか見れてよかったです。おそらく映像で見るものとは違っているのだろうと思います。
精緻な版画がすべて期待以上でした。特に屋内の様子、服装が印象に残りました。
I saw this exhibition with great interest. It was wonderful, good show. Please keep such exhibitions going in future.
結婚していない女性が前で髪をたばねる、という風習がおもしろいと思いました。邪魔そうだけど…。色とりどりの衣装もすてきでした。ラットレーがどんな人物なのか知りたくなりました。
解説が非常に丁寧で勉強になった。水ギセルが当時この地域にもあって携帯されていたというのが面白かった。
イスラム教徒の女性の肖像画が二点あったのが、とても印象に残りました。作者ラットレーは男性だったのに、どのようにしてスケッチが可能となったのか、興味深いです。
どのパネルもきれいでした。女性のパネルが特によかったです
(イギリスから見た)当時の複雑な民族・部族・宗派等の構造や関係、また、人々の宗教形態が垣間見れておもしろかったです。
絵画全体にオリエンタリズム的な色が見られるものの、戦乱のアフガニスタンを美しく描いている様子がすばらしい。
ギルジー部の女性の髪形。邪魔ではないのか?
多くの絵に美しい背景が描かれており、興味深かった。
アフガニスタンについてほとんど知識がありませんでしたが、ポスターを見て興味がわきました。どのような文化・風俗をもつ国、地域であるのか知りたいと思いました。最近少しイスラムに興味を持ちはじめたこともあり、来ました。
絵が優しさに溢れている。好きな絵のタッチです。
パネルはどれも興味深く拝見しました。グーグルアースもよかったです。イギリスのNational Army Museumの関連展示の紹介もよかったです。
図録は素晴らしいと思いました。
この地域のロシアとイギリスのグレートゲームに興味があったが、今回の展示でまた新しい視点でこのグレートゲームを見ることができた。
ただひたすら作品が綺麗でした。BGMも作品の雰囲気に合っていて良かったです。
インドやウズベキスタンやエジプトと似たところもあり、異なった所もあることに興味を持ちました。
作品は美しく、よく複製されていると思います
展示作品は芸術作品として非常に貴重でした。当時のアフガニスタンの状況が、理解できました。
HPでのそれぞれの絵についての詳細な説明をありがたく思います。興味が後押しされます。
部屋でくつろぐ女性の姿など、普通では見られない光景も絵に納められていて、大変興味深かったです。色がとても鮮やかでした。
個々の絵の描写が非常に細かく、繊細な雰囲気ですごくひかれました。すごいおもしろかった。
アフガニスタンの地形、民族衣装などがとても印象に残りました。戦争がなかったら、ぜひ行ってみたいです。
Google Earthのアフガニスタン地域の画像、大変興味深く見ました。
グル・ムハンマド・ハーンの絵がいろいろなことを想像させる。
女性の暮らし。どのようにして、こんな美しい版画が作られたのか知りたい。
絵に重みがあってよかった
女性が室内に鮮やかな衣装ですわっているものが、外での姿との差におどろきました。
追いはぎをしていたという歩兵の正面像。女性たちのひたいに下がる曲げのようなものを?と思いました。
色眼鏡を通さないアフガンの人々の暮らしを伝えて欲しい。少しできているかもしれないけど。
アジア・アフリカ言語文化研究所という所に初めて入りました。このような展示があった事も全く知りませんでした。今後は機会を見つけて、また伺いたいと思います。
人々の服装(特に民衆の男性)が今と変わらないことに感動した。(もちろん変化はしているでしょうけれど)生活文化が、現在へと脈々と受け継がれているのだなとアフガニスタンの文化の奥深さを感じた。
女の人が髪の毛を泥でかためて前にたらしているものは、全然美しくないのに何故?とおもしろかった。
風景(地形とか、天候とかも含めて)、服装など。とても色あざやかなので、男性も女性も。
10貴婦人や王侯の衣装の美しさ、髪をまとめて顔の前にたらすというギルジー部の未婚の女性の習俗。
ホームページもよく出来ているが、やはり(レプリカとは言え)本物のリアリティが素晴らしい。
アフガンの衣服、風俗などを視覚で知ることができ、非常に興味深かった。
女性を描いた絵が多いことと、族長・戦士が自分の肖像を描かせた事です。絵の緻密さにもひかれました。
170年前の絵と、現在のアフガニスタンの状況(google)を両方見て、大変興味深かったです。
展示作品、着ている服の色合いに興味を持ちました。日本人とは異なる感性を持っていると思いました。
ナビゲーションムービーがとても美しい映像でした。
展示作品の説明が簡潔で面白かった。地図が分りやすくよかった。
どの作品もおもしろかった。風習や習慣などの細かい部分が伝わってきて、作者の関心の深さがうかがえる。
服飾を興味深く拝見、配色の美しさに目を奪われました。