Grammatological Informatics based on Corpora of Asian Scripts/アジア書字コーパスに基づく文字情報学
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 ■南アジア言語資料の電子化
 ■Digitalization of South Asian Linguistic Materials
 ■峰岸真琴

概要 Grierson (ed) Linguistic Survey of India 全11巻のデジタル化
目的 本プロジェクトでは、南アジア・東南アジア諸言語の記念碑的研究成果である Linguistic Survey of India の初版を入手し、その完全デジタル化とオンラインによる公開を目標としています.これは同地域の文字、言語の相互関係を解明するための出発点として、第一の基礎資料となるものです.
 

内容
Grierson (1851-1941) のLinguistic Survey of India (Calcutta, 1903-28) は、英領インドの179言語の500以上の方言に関する記念碑的な研究成果です.

Grierson


文字は言語を写すものであり、文字体系はその対象とする言語の特性を一部反映しています.その意味で、インド系文字を生み出す母胎となった南アジアの諸言語と、インド系文字の伝播した東南アジアの諸言語の音韻的、文法的な特徴を研究することは GICAS プロジェクトにとって極めて重要です. LSIのオンライン検索サービスは英領インドの言語と文字の研究上、きわめて重要なものといえます.

■ 2001年度の研究成果


LSI. 初版(一部に Grierson の直筆サインがあります)を購入し、デジタル化の第一段階として画像データ化とPDF 化を行いました.画像データの規格を決定し、デジタル化しました.

■ 2002年度の研究経過

章、節名や言語名をキーワードとした検索を行い、マッチした部分をPDFとして生成し、出力するための実験を行いました.現在その一部を以下のサイトで試験公開しています.

リンク Linguistic Survey of India
最終更新日:2003/5/30
e-mail:mmine@aa.tufs.ac.jp

情報資源利用研究センター 情報資源利用研究センター AA研アジア・アフリカ言語文化研究所